使用上の注意微量水分計
1. 電解液を交換するときは、必ず電解槽の密閉を確認し、電解槽のすべての研削接合部に真空グリースの層を均等に塗布し、適時にシリコンパッドを交換してください。微量水分計を使用するたびに、電解電極、測定電極ワイヤ、およびホスト間の界面をチェックして、ワイヤ抵抗に影響を与える 2 つの界面に破片や錆がないことを確認してください。
2. 界面に抵抗やシール不良があると、機器の安定性に影響し、電解液が電解平衡状態に達しなくなります。ホスト画面に「測定するにはスタートキーを押してください」-「試薬のバランスを調整しています。お待ちください」と表示されます。上記の現象はよくある現象ですので、必ずご注意ください。電解液が劣化した状態での使用は厳禁です。電解槽ボトル内の水分が多すぎる場合。また、一度に水を注入しすぎると電解液の効果がなくなってしまいます。
3. 電解液が使用できるかどうかの判断方法：電解液の色が薄茶色または薄赤色に変化したら、電解液は期限切れです。電解平衡状態にある電解槽に0.4マイクロリットルの純水を加え、撹拌速度を0に下げ、10秒間待った後、撹拌速度を通常レベルに上げ、電解電極の白金メッシュの下に暗赤色のヨウ素が大量に現れるかどうかを注意深く観察してください。この現象が起こらない場合は、電解液が期限切れになっています。
4. 電解液を期限切れで使用すると、電解液中のヨウ素が電解電極の白金メッシュに付着し、白金メッシュが明るい白色から濃い茶色に変化し、測定に影響を与えます。この現象は施設内ではよく見られます。インジェクターを使用して液体サンプルを電解セルボトルに注入する前に、サンプルを注入するときに必ずインジェクターのニードルを拭いて、ニードルが乾いた状態に保ってください。針を拭かずにサンプルを注入すると、次の実験で装置が平衡に達することができません。
5. 電解液を交換するときは、周囲の環境が乾燥していることを確認してください。分解した電解槽部品はろ紙 (またはその他の乾いた紙) の上に置き、部品が空気にさらされる時間を最小限に抑えるために電解液を加えた後すぐに密封する必要があります。電解槽付属品を水または水分を多く含む液体で洗浄することは固く禁じられています。無水エタノールで洗浄できます。
6. 新しく交換した電解液は濃い赤茶色になっているはずです。 50 マイクロリットルのインジェクターを使用して、淡黄色になるまで純水をゆっくりと加えます。この時点で、機器には「バランス試薬、お待ちください」というメッセージが表示されます。このとき水を注入しすぎないように注意してください。過剰な注水は電解液の劣化の原因となります。電解液は低温で乾燥した環境で保管する必要があります。
FTWS-810 高級タイプ自動カールフィッシャー水分計ASTM D1533、ASTM D6304、GB/T1600、GB7600、B/T 18619.1、GB/T 11133、SH に従って、カールフィッシャーに準拠したさまざまな特性を持つ固体、液体、気体の微量水分含有量の電量測定に使用されます。 /T 0246、SH/T 0255 など
ご興味がございましたら、お気軽にお問い合わせください
